2018年10月17日

辛い卦が出たとき

ある方が、ちょっと窮地に陥っちゃたんだけど、何とかならないかな~とのご相談を受けました。

早速サイコロを振ると「天山遯」の三爻と出ました。
「遯」は「逃げろ」「逃げるべき時」という意味です。

その問題からはさっさと遠ざかれという卦です。
でも問題は三爻。

逃げるべき時なのに、様々な要因が足を引っ張り逃れられないとなります。
彼女の状況はまさにこれ。
まるで病にかかったように、しばらくは何もできないと出ています。

しかも伏卦を見ると「天地否」となり、これは「大行き小来たる」という意味もあります。
つまり、お金も出ていく可能性が大だということです。

今は運気が下がってるんだな~とは彼女の弁。
この状態を受け止める覚悟ができたようです。

あとは、この状態を憎まず、何気ない顔で、でもしっかり受け止めて対処していく。
これぞ「天山遯」の三爻が教えてくれている、今の状況を最小限の傷で乗り切るためのコツです。

逃げられないときは逃げない。
下手にイライラしたり余計なことをしたりすると、もっと傷は大きくなってしまいます。
病が癒えるのを待つように、やるべきことだけやって、時が過ぎるのを待つ。


辛い卦が出たときは出た時で、それも素直に受け止める。
それが易占いを利用するときの心得となるようです。









posted by 瑠璃 at 09:02| Comment(0) | 易占い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月05日

はっきり言いますね~

先日、興奮気味で易占いにお見えになった方。
いい事思いついたから、占ってほしいということなので、早速、サイコロを振っていただきました。

出た卦は「山雷頤」の三爻。

思い付きは思い付きでしかないのだと、はっきり言われちゃいました。

「頤」とは食べること。
何を食べるか、何を自分の中に取り込むかで、その人となりが決まる…という意味です。
正しければ吉です。つまり、摂り込むもの、取り込むことなどが正しければ…ということです。

食べる、取り込むというのは、食だけでなく、知識や仕事、人間関係ももちろん、入っています。

そして三爻。
全くダメです。思いついたことは全く正しい道ではありません。
実行したらえらい目に遭う。この方法は10年もの長きの間、使ってはいけない。そのくらい間違っている。
そう易経は言っています。

いや~、ここまではっきりダメと言われちゃったらしょうがないですね。
残念でした。
閃きも大事だけれど、思い付きは思い付き。先ずは足元固めて、地道にやるしかないようです。
そして何がご自分にとって正しい道かを模索することがもっともっと必要なようです。

この方はとっても明るい。そして前向き。切り替えも早い。
それでこそのご商売繁盛なのでしょう。











posted by 瑠璃 at 08:55| Comment(0) | 易占い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月26日

礼節を尽くす…なんて言葉、もう死語ですか?

ある方から急ぎの電話が入りました。
今日、どうしても文句を言いに行かなければならないことがあるのだけれど、どんなもんだろうとのことです。
つまり、どんな態度で臨めばいいか? どんな具合に話をすればうまくいくか? ということです。

瑠璃の易占いを既にお受けになったことのある方には、電話占いもお受けしているので、朝、急に思い立って電話をくださったのです。
いつもはご本人にサイコロを振っていただくのですが、電話やメールでのお問い合わせには瑠璃自身が振ります。

「天沢履」の四爻が出ました。

「天沢履」は虎の尾を履む。危険がいっぱい…という卦です。
「天」は「乾」。強い者の象徴でもあり、虎はこの天です。 
そして「沢」は「兌」。喜んで強いものに従うという意味も持ち合わせています。

「履」というのは「礼」でもあります。
礼儀、礼節の礼です。 つまり、虎の尾を履んでしまうような危険なところに居るが、礼を尽くした態度で臨めば、望みは通るよという卦です。

四爻は、もう虎のシッポが間近で、あと一歩で踏んでしまいそうというところまで来ています。
でも、慎重に行動すれば、終りには吉である。つまり噛みつかれずに済み、望みも通るということです。

伏卦を見ると「風沢中孚」です。 「中孚」というのは「内心の誠意」を意味します。

相手の方に文句を言う前に、日頃の感謝をしっかり伝え、言いたいことの内容も感情ではなく、問題点をはっきり伝えるのが良いということになります。

この方、夕方にはメールで、相手の方から、こちらの落ち度でしたという言葉をもらって、びっくりしたと言って来られました。
物事って、感情で処理するのでなく、礼を尽くしながらきちんと順を追って話すのは大事ですね。


易占いは、出た卦にはいろんな意味、読み方があります。
どういう状況でのこの卦なのかということを、しっかり読み込むことがとても大事。
様々な本が出ていますが、そこに書かれた言葉をうのみにするのでなく、吟味に吟味を重ねる。
同じ卦でも、指し示すものは何か、よくよく考えなくてはなりません。
しかも、どの言葉も、今の時代には死語になってしまっているような難しい言葉ばかり。 でも、知っておくといい道しるべになってくれる言葉ばかりです。
とても奥が深い。
まだまだ勉強を怠ることはできません。














posted by 瑠璃 at 08:59| Comment(0) | 易占い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月21日

痛恨の出来事

今年は急に暑くなったり、急に寒くなったり、急に大雨になったり、急に大風が吹いたり…と、安定しない天気が多い。
昨日もそんな天気で、連絡とりあって気功院はお休みと相成りました。

そんな日は、じっくりと易占いの元である易経の再読をします。
そして思い出してしまいました、痛恨の出来事を。

昨年末、フェニックス気功院内で易占いを始めようという気持ちを固め始めた頃、ある方にサイコロを振っていただきました。
出たのは「坤為地」の五爻です。

「坤為地」は穏やかないい卦。もちろん「吉」です。 いい年の瀬になりそうですねとなりました。
しかも五爻です。

五爻というのは、卦の中の最高位。君子の位です。悪いわけがない。

易占いというのは、この五爻が変化するのを中庸と言って、とても大切にします。
ここが変わる爻に当たっているときは、絶対と言っていいほど凶にはならない。

伏卦を見ると「水地比」です。この卦には親しむという意味があります。
その日の帰りから年末、そして年初にかけての運勢を占ったわけですから、きっと穏やかな日が続いて、いいことも起こりそうですね、なんてのんきなことを言ったのです。

なのに、なんとこの方、帰り道で追突事故を起こしてしまいました。
見切り発車だったためスピードも出ておらず、ひどい事故にはならず、しかも相手がお知り合いだったこともあって、すぐに示談も成立し、修理も済んでほっとしたとは後日談。

易占いの一番大事なことを軽く見てしまったという結果なのです。
「坤為地」は出しゃばってはいけないという卦。 後からついていくことが最も大事と教えてくれている卦なのです。
「水地比」で前の車と親しんでも何にもならない。

ここから瑠璃の易占いの根幹が決まりました。
大切なのは吉か凶かではなく、どういうことに注意すべきかということをしっかりお話するということです。
ここを抑えることができないと、また大変な思いをしてしまう方が出てくる。
だから、しつこいくらい、注意点を繰り返しお話しするのです。

折角のいい卦を手に入れているのに、注意点を心に刻んで置かなかったために台無しにしてしまうなんてもったいない。
これからも、いい卦が出た方には注意点を、辛い卦が出た方には乗り越える方法を、一緒になって読み込んでいきたいと改めて思いました。






posted by 瑠璃 at 08:29| Comment(0) | 易占い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月20日

ご縁はあります

先日、とっても美しい方の気功施術終了後、むくみも取れスッキリ小顔になった彼女とご縁についての易占いをしました。

出た卦は「水風井」の初爻。

「井」は井戸の井です。 井戸はどっしりとそこにあり、動き回ったりはしない。
それが、この卦を読む時のポイントです。

きれいな水をたっぷりとたたえた井戸があれば、人びとが集い、水の恩恵を受け、市もたつほどの賑わいになります。
それが市井です。
でも、水が濁っていたり、汲みだすための釣瓶が壊れていたりすると、この井戸は皆に使ってもらえません。

さて初爻。
井戸の水、濁ってるどころか泥水です。 底に汚泥がたまってしまっています。
これでは鳥たちでさえ、水を飲みに来てくれません。

彼女にとっての底にたまった泥は一体何なんでしょう。
井戸さらえが必要ですね。
ご縁を阻む、自分の心の中の泥は何か、じっくりと自分を見つめなおし、泥を掻き出し、きれいな水がどんどん湧き出てくる井戸にしなくては。

彼女は聡明な人。
すぐにご自分の心の中を整理し始めました。
きれいにすれば、ご縁はあります。 だって伏卦は水天需なんですから。







posted by 瑠璃 at 09:33| Comment(0) | 易占い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする