2018年10月02日

不思議な仮想世界の展開

大荒れの天気が過ぎ、昨日から、またまた真夏日が返ってきてしまいました。
今朝は湿気もだいぶ遠のいたので、朝から布団干しにシーツ洗い。

子供の頃は川沿いに住んでいたので、大雨のたびに大水となり、何回も浸水の憂き目にあっていた。
今も、あちこちの方たちが本当に大変な思いをされている。
浸水の辛さは他人事でなく、身につまされる。
現在の自分が、雨のたびに辛い思いをしなくてすんでることに大いに感謝したい。


久しぶりに不思議な世界に浸った。

「廃墟建築士」  三崎亜記さん  (集英社) 

この作家さんの本は、本当に不思議な世界を展開する。
今はどの時代、ここはどこ、仮想世界、虚構……等々、全てが不思議。

でも、ものすごく面白く、いつの間にか、この不思議な世界にどっぷりはまってしまう。

何年も前、この方の本に夢中になって、ずいぶん読んだ。 
特に「コロヨシ」は最高で、他の本では味わえない浮遊感のようなものまで感じた。
そしてこの本。やっぱりそう。この浮遊感みたいなものは何なんだろう。
特に2話目の「七回闘争」は凄い。
現実世界で起きている様々なことが思い浮かぶ。自分の中に、静かな怒りさえ感じる。
感じることしかできないけれど、でも、感じられればそれだけでも、いい気がする。

本は本当に素晴らしい。









 
posted by 瑠璃 at 08:41| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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