2018年09月23日

気功師としての初心に帰る

気功師を主人公にした小説を読んだ。

「ねぇ、ここ、なおして」  大岡 玲さん  講談社

私の気功のやり方とは全く違うけど、面白かった。
そして、自分が気功師になっていった頃を懐かしく思い出すこともできた。

気功師になるって、なってしまった今では当たり前のようになってしまっているけど、結構いろいろあったな~と、思い出させてくれた。
原点回帰ですね。
最近、気持ちは易占いに強く惹かれていってしまっていたので、初心に戻るいい機会を与えてくれた本になった。

三陰交と労宮に触れるところから瑠璃の気功施術は始まるわけだけれど、この2か所で、この方への施術の中心になるのは何かが朧気ながらわかる。 肩から首にかけて触っていけば、確実にどうやっていけばいいかが見えてくる。

指を触れていくときは、ここに触れてっとツボが呼ぶ。もうちょっとこっち、と、ツボが寄ってくる。
それは当たり前にやっているけど、考えて見れば確かに不思議な感覚。
遠隔になると当然触れることはできないわけで、それでも、こっちこっちと導かれて行く感覚がある。

一番大事にしていることは、気を入れることではなく、本人の中にある出たがってる気を出してあげること。
入れることは意識してするものではなく、当然自然にやるべきこと。
入れた気で固まっていた内臓が温かく緩んできたり、流れが滞っていた経絡に、気がスムースに流れるようになったら、後は本人の気がどんどん自分で流れるように仕向けてあげて、良くない気を自らが外に出せるようにしてあげる。
とにかく、瑠璃がやるのではなく、本人の気がやる。そこまで行くのが一番大事。

でも、ご本人はひたすら至福の時を味わっていればいい。 気持ちよく寝てしまえる至福の時。
決して身もだえする、なんてことにはならない。
まれにものすごく芯から震えてしまうような冷たくて辛い気を感じる人もいる。
これは、瑠璃が震えるほど寒くなるのではなく、ご本人が実際に寒いっと、感じてしまうこと。
これは、一種の低温療法のような状態に体がなるから。こういう反応は体が急激に変わろうとするのに少しの抵抗と、驚きがあるからのようです。
身体はあまり急に変化するより、緩やかに変化する方がいい。 何事も無理は禁物。


と、こう書いてくると、本の感想より、自分の気功の説明になってしまった。
でも、自分を振り返らせてくれるくらい、この本は良かったということになりますね。










posted by 瑠璃 at 08:43| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月21日

痛恨の出来事

今年は急に暑くなったり、急に寒くなったり、急に大雨になったり、急に大風が吹いたり…と、安定しない天気が多い。
昨日もそんな天気で、連絡とりあって気功院はお休みと相成りました。

そんな日は、じっくりと易占いの元である易経の再読をします。
そして思い出してしまいました、痛恨の出来事を。

昨年末、フェニックス気功院内で易占いを始めようという気持ちを固め始めた頃、ある方にサイコロを振っていただきました。
出たのは「坤為地」の五爻です。

「坤為地」は穏やかないい卦。もちろん「吉」です。 いい年の瀬になりそうですねとなりました。
しかも五爻です。

五爻というのは、卦の中の最高位。君子の位です。悪いわけがない。

易占いというのは、この五爻が変化するのを中庸と言って、とても大切にします。
ここが変わる爻に当たっているときは、絶対と言っていいほど凶にはならない。

伏卦を見ると「水地比」です。この卦には親しむという意味があります。
その日の帰りから年末、そして年初にかけての運勢を占ったわけですから、きっと穏やかな日が続いて、いいことも起こりそうですね、なんてのんきなことを言ったのです。

なのに、なんとこの方、帰り道で追突事故を起こしてしまいました。
見切り発車だったためスピードも出ておらず、ひどい事故にはならず、しかも相手がお知り合いだったこともあって、すぐに示談も成立し、修理も済んでほっとしたとは後日談。

易占いの一番大事なことを軽く見てしまったという結果なのです。
「坤為地」は出しゃばってはいけないという卦。 後からついていくことが最も大事と教えてくれている卦なのです。
「水地比」で前の車と親しんでも何にもならない。

ここから瑠璃の易占いの根幹が決まりました。
大切なのは吉か凶かではなく、どういうことに注意すべきかということをしっかりお話するということです。
ここを抑えることができないと、また大変な思いをしてしまう方が出てくる。
だから、しつこいくらい、注意点を繰り返しお話しするのです。

折角のいい卦を手に入れているのに、注意点を心に刻んで置かなかったために台無しにしてしまうなんてもったいない。
これからも、いい卦が出た方には注意点を、辛い卦が出た方には乗り越える方法を、一緒になって読み込んでいきたいと改めて思いました。






posted by 瑠璃 at 08:29| Comment(0) | 易占い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月20日

ご縁はあります

先日、とっても美しい方の気功施術終了後、むくみも取れスッキリ小顔になった彼女とご縁についての易占いをしました。

出た卦は「水風井」の初爻。

「井」は井戸の井です。 井戸はどっしりとそこにあり、動き回ったりはしない。
それが、この卦を読む時のポイントです。

きれいな水をたっぷりとたたえた井戸があれば、人びとが集い、水の恩恵を受け、市もたつほどの賑わいになります。
それが市井です。
でも、水が濁っていたり、汲みだすための釣瓶が壊れていたりすると、この井戸は皆に使ってもらえません。

さて初爻。
井戸の水、濁ってるどころか泥水です。 底に汚泥がたまってしまっています。
これでは鳥たちでさえ、水を飲みに来てくれません。

彼女にとっての底にたまった泥は一体何なんでしょう。
井戸さらえが必要ですね。
ご縁を阻む、自分の心の中の泥は何か、じっくりと自分を見つめなおし、泥を掻き出し、きれいな水がどんどん湧き出てくる井戸にしなくては。

彼女は聡明な人。
すぐにご自分の心の中を整理し始めました。
きれいにすれば、ご縁はあります。 だって伏卦は水天需なんですから。







posted by 瑠璃 at 09:33| Comment(0) | 易占い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月19日

言霊ってご存知ですよね

始めてフェニックス気功院にいらしたとき、「青木ヶ原の樹海に行きたい」という言葉を真っ先に口にされた方がいます。
もう70代の方です。

出てくる言葉は、自分を否定するか人のせいにするか…ばかり。
悪い星のもとに生まれた。相性の悪い人と一緒になった。玄関の方角が悪いと言われた…等々、出るは出るは。

悪い星のもとに生まれたのに大病することもなくこの年まで元気でいる。
相性の悪い人と一緒になったのに、お互い元気に50年近くも一緒にいる。
玄関の方角なんて、彼女で見るのではなく、ご主人ので見るわけだし、本当に方角が悪くて立派なビルを建てて住めているなんて…ありえないでしょ。

お姑さんたちで苦労した…。時代ですもの、さもありなん。
兄弟で苦労した…。みんな自分のことばっかりだもの。これもさにありなん。

でも、無事に通り越してきているじゃないですか。
しかも、ご主人もお子さんも元気。息子さんのお仕事も順調。幸せな家庭を築いています。

心が塞がると、幸せって見えなくなっちゃうんですね。
もったいない。

施術を続けているうちに、鉄の球が入っているようだった胸のつかえが取れてきました。
すると出てくる言葉は「膝が痛い」。

ここまでくればもう大丈夫。
普通のおばさまたちの悩みと同じになりました。

ご主人の気に入らない点もどんどん口にのぼるようになって、心の奥底に秘めていた本当のストレスの元を吐き出しています。
顔色も良くなって、口角も上がるようになりました。泣き顔とのサヨナラです。

ただ、この方、ちょっぴり元気じゃない方が好きなんですよね。
自分はダメだ、体調も悪い。人間関係もうまくいくはずがない…と、常に口に出す傾向があります。
あ~、もったいない。

言葉は口に出すと、本当になってしまいます。
だって言葉には力があるんですもの。それが言霊。

でも、ネガティブ状態が好きなんだからしょうがないか。
死にたいと思わなくなっただけ、良しとしましょうか。











posted by 瑠璃 at 08:35| Comment(0) | 気功 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月16日

羽田圭介さん

???の本を読んだ。
現実なのか妄想なのか…って、小説はフィクションに決まってるんだけど…。

「成功者K」 羽田圭介さん  河出書房新社

なにこれ、ナニコレと思いながら、途中でやめられず、最後まで読んでしまった。

羽田さんのことは尊敬している。
又吉と芥川賞をダブル受賞して、ニコニコ笑ってる彼は凄い!!っと思った。
「もう一人の方」なんて平然と言ってのけてた頃の彼が懐かしい。
今では誰でも知ってる、堂々芥川賞作家の羽田圭介さん。

この本の表紙は辛い!
あのキリっとした五月人形のようなお目目とポチャッとしたおちょぼ口がまっすぐこちらを向いてるあの表紙は、常に目の前にあるのはきつくて、読み終わるまでの間、裏表紙を向けて置いてしまっていた。
やっと読み終わった、ホッとした、というのが正直なところ。その間、たった2日間なんですけどね、何だか疲れた。

彼の本は手に取ってもちゃんと借りてくることはめったにない。「ごめん、パス」ってことの方がほとんど。
でも、以前読んだ「走ル」は良かった。
身体は自転車に乗って青森まで行ってるのに、頭の中というか、心の中は全く東京を離れていない。
全く移動しないロードムービー??って感じで、ものすごくおもしろかった。
考えてみると、あの本とこの本の世界観、似てるのかも。

しかし、彼の言うように、本を買わなくなりましたね~。特にハードカバーは。
大体、町の本屋さん、無いもの。
昔は駅を降りたら目の前にある本屋さんに寄らないで家に帰るなんて考えられなかったのに。
羽田さん、ごめんなさい。これからも、やっぱり買わずに、図書館通いさせていただきます。
書いてる作家さんには一銭も入らず申し訳ない。










posted by 瑠璃 at 08:57| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする